より広く、深くお使い頂けるために、ウチダの主な設計製図用品の特徴や使い方をまとめました。現在既にお使いの方も、これからご購入を考えている方も、ぜひお読みください。
※図・写真はイメージです。
精密勾配定規は、各種の設計製図に使われる定規です。
角度や斜辺の長さなど、建築や屋外などの設計の際に必要な数値を求めるのに大変便利です。
締付けネジをゆるめて、斜辺板を開き、必要とする目盛りにカーソル線を合わせて固定すると、勾配及び角度が得られます。 |
〈主な用途〉
主に日本建築の設計図面のかなばかり図や断面図で屋根の勾配を描くときに使用します。
この勾配定規では指示線をRISEの必要な目盛りにあわせたとき、底辺と辺cでできる角度がその求める勾配となります。
勾配目盛りは上段の角度目盛り(DEGREE)θにおけるtanθの値です。
勾配目盛りは上段の角度目盛り(DEGREE)θにおけるsecθの値です。
応用例:水平距離100m、傾斜角30度の斜面の距離を求める
1. 上段の目盛りを30度に合わせ、その斜面比の目盛り(SLOPE)を読みます。(目盛り11.55)
2. この値は水平距離10あたりの値なので、100mで計算すると、11.55×10=115.5mとなります。